PS4でオンラインゲームを思い切り楽しむには、ネット環境選びと設定が成否を分けます。「何度も回線が切れてイライラ…」「設定が難しそうで不安」という声も多く、ゲーム体験を損ねてしまうケースが後を絶ちません。
実際、PS4で快適なプレイには下り30Mbps以上、上り5Mbps以上が推奨されています。MMORPGやFPSなどジャンル次第では、これより高速な環境が安定性に直結します。また、有線と無線(Wi-Fi 2.4GHz/5GHz)の違いやルーター・LANケーブルの性能も意外と見過ごせません。
「PS4のネット接続、なんとなくで済ませていませんか?」 回線選びのポイントや最新設定テクニックを押さえるだけで、「ラグがない」「回線切れに強い」理想のプレイ環境は実現可能です。
本記事では、初心者も安心のステップ解説から、失敗しない速度改善策、よくあるトラブル事例まで、現場のリアルな知見と信頼性重視の最新データに基づき徹底ガイド。知らないまま使い続けると、年間で数千円単位の損失や大切なゲーム時間の浪費にもつながりかねません。
今日からできる見直しポイントを、ひとつずつ丁寧に紹介します。あなたのPS4体験を変える具体策が、きっと見つかります。
PS4のインターネット接続について基本理解と用途の全体像
PS4でオンラインプレイに必須となるインターネット接続とは
PS4でオンラインサービスを利用する場合、インターネット接続は欠かせません。オンライン対戦、マルチプレイ、ゲームのアップデートやダウンロード、ストリーミング、フレンドとのコミュニケーションなど、さまざまな場面で接続が必要となります。
特に安定した回線がなければ、ラグや通信の途切れが発生するおそれがあり、快適なゲーム体験を損ねてしまいます。接続方法や速度だけでなく、安定性も重要です。
また、家庭内ネットワーク環境や利用している回線の種類によってもプレイ体験に大きく影響するため、最適な接続方法を理解することが重要です。
PS4の有線接続と無線接続(Wi-Fi)の基本的な違いと選択のポイント
PS4のインターネット接続には有線接続と無線接続の2つの方法があります。どちらにも利点と注意点があるため、利用環境や目的に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
下記の表に両者の主な特徴と選択ポイントをまとめました。
接続方法 | 主な特徴 | おすすめのケース |
---|---|---|
有線接続 | 安定性が高く、通信速度が出やすい | オンライン対戦、長時間の利用 |
無線接続 | 配線不要で設置場所の自由度が高い | LANケーブルが届かない環境 |
通信速度や接続の安定性を重視するのであれば有線接続が最適です。一方で、部屋のレイアウトや住宅事情でどうしてもケーブル配線が難しい場合には無線接続(Wi-Fi)が有効です。
有線接続の技術的特徴とPS4で推奨されるケース
有線接続はLANケーブルを使いPS4本体とルーターを直接つなぐ方法です。パケットロスや遅延が発生しづらく、多人数対戦やアクション性の高いゲームでは有線接続が強く推奨されます。
有線接続により、通信速度や安全性も向上し、回線の混雑や無線特有の干渉・不安定さを解消できます。
特に「インターネット接続失敗が多い」「通信速度が出ない」「急に回線が不安定になる」といったトラブル対策にも有効です。
【主なおすすめポイント】
-
安定して高速な通信が可能
-
ゲームアップデートや大容量ダウンロードも快適
-
接続エラーやラグのリスクを最小化
有線に切り替えるだけで通信品質が大きく向上するケースも多いので、一度検討してみましょう。
無線接続の周波数帯別特性(2.4GHz/5GHz)とPS4利用時の影響要因
無線接続では2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯が利用されます。
2.4GHzは障害物に強いものの、電子レンジや他機器との干渉が起きやすいのが特徴です。5GHzは通信速度が速く干渉も少ないですが、壁や床を挟むと減衰しやすいという性質があります。
【2.4GHz帯のメリット・デメリット】
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メリット:障害物に強く広範囲に接続可能
-
デメリット:家電や他のWi-Fiとの干渉に注意
【5GHz帯のメリット・デメリット】
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メリット:高速通信、干渉が少ない
-
デメリット:壁や距離による電波劣化が起きやすい
PS4を無線で利用する場合は、ルーターへ近い環境で5GHzを利用する、難しい場合は2.4GHzを選ぶといった使い分けが快適なプレイのポイントです。
また、最新規格対応のルーターや中継機の導入も検討して通信品質を高めましょう。
PS4のインターネット接続設定方法を初心者向けに完全マニュアル
PS4で快適なインターネット接続を実現するには、有線と無線の選択や正しい設定が不可欠です。ここでは、基本的な初期設定の手順、SSIDやパスワードの入力方法、そして光回線やプロバイダごとの注意点について詳しく解説します。失敗や接続エラーを防ぐためのポイントにもふれています。初心者の方でも安心して設定できるよう、項目ごとに解説と表を用意しました。
PS4で有線接続の初期設定手順と注意事項
有線接続は安定した通信速度を求める方に最適です。PS4本体とルーター(またはモデム)をLANケーブルで直接接続します。以下は設定方法と注意点の表です。
手順 | ポイント |
---|---|
LANケーブルをPS4とルーターに接続 | ケーブルはカテゴリ5e以上の高品質なものがおすすめ |
PS4の設定から「インターネット接続設定」を選択 | 「かんたん」または「カスタム」を選択可能 |
IPアドレスやDNSは自動取得が基本 | 特別な理由がなければ自動設定で問題ありません |
接続テストで転送速度を確認 | 下り30Mbps以上が快適プレイの目安 |
特にLANケーブルの差し込みが甘い場合や、ルーターとの間が遠い場合は安定性が下がります。接続に失敗した場合はケーブルの抜き差しやポートの変更も試してください。
PS4の無線接続環境セットアップとSSID・パスワード入力方法
無線接続は設置場所の自由度が高いですが、障害物や電波干渉に注意が必要です。設定手順をステップごとに紹介します。
- PS4の設定メニューから「インターネット接続設定」を選び、「Wi-Fiを使う」を選択
- 表示されたSSID一覧から自分のネットワーク名を選ぶ
- パスワードを正確に入力し、接続テストを実施
SSIDが複数ある場合は、必ず自宅のものを選びましょう。パスワードはルーター本体のラベルやプロバイダからの書類で確認できます。
接続テストで失敗する場合は、パスワードミスやルーターの再起動が有効です。また、2.4GHzと5GHzの両方が選べる場合、5GHz帯は速度重視、2.4GHz帯は通信範囲重視となります。
PS4でキャリア別光回線やプロバイダ別接続設定の留意点
PS4の通信速度や安定性は、契約する光回線やプロバイダの品質にも左右されます。主な注意点をまとめました。
キャリア・プロバイダ | 留意点 |
---|---|
光回線(フレッツ、NUROなど) | 大容量データも高速転送可能。IPoE対応だと混雑時も安定 |
モバイル回線(Wi-Fiルーター等) | 通信制限や混雑時間帯で速度低下のリスク |
プロバイダ別オプション | セキュリティ対策サービスやIPv6高速化サービスを活用 |
有線・無線とも「カスタム設定」を選び、MTUやプロキシサーバー設定を変更できる場合もありますが、基本は自動設定でOKです。万一「インターネット接続失敗」「速度が急に遅くなった」ときは、回線会社の障害情報やメンテナンス情報の確認も重要です。
安定したプレイ環境を保つためには、プロバイダやルーター選びにも注意し、状態が改善しない場合はプラン変更や機器のアップグレードも検討してください。
PS4のインターネット接続で起こりがちな失敗事例と現場での対処法
PS4で一時的な接続断や頻繁に切断される原因と再接続手順
PS4のインターネット接続で「急に接続が切れる」「再接続できない」といったトラブルは多くのユーザーが経験しています。接続失敗の主な原因は、ルーターとの通信干渉やネットワークの混雑、無線LANの電波弱化が挙げられます。
よくある原因をリスト化します。
-
他の家電製品による無線LANへの干渉
-
ルーターとPS4本体の距離が遠い、障害物がある
-
プロバイダーのメンテナンスや夜間帯のネットワーク混雑
-
ネットワーク設定エラーやIP取得失敗
再接続する際は以下のステップを推奨します。
- PS4の設定から「インターネット接続の診断」を実行
- エラーが表示されたらルーター電源を一度切り、1分後に再起動
- 無線LANの場合、本体とルーターの距離を縮める、有線接続の検討
この手順を踏むことで、短時間で安定した通信を取り戻せるケースが多いです。これでも解決しない場合はネットワーク詳細の設定を見直しましょう。
PS4のモデム・ルーター再起動やネットワーク設定リセットの正しい方法
PS4がインターネット接続失敗を起こした場合、モデムとルーターの再起動やネットワーク設定リセットが効果的です。下記のテーブルを参考に、正しい手順で実施してください。
手順 | 内容 |
---|---|
1. 機器の電源OFF | PS4、ルーター、モデムの順で電源を切る |
2. 5分待つ | 完全放電のため、各機器の電源コードを抜いて5分待つ |
3. 機器の電源ON | モデム→ルーター→PS4の順で電源を入れる |
4. 設定確認 | PS4で「ネットワーク設定」から再度接続設定する |
ネットワーク設定のリセット方法は、PS4の「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続設定」で再設定を選択することで行えます。これにより、Wi-Fi情報やIPアドレス取得設定なども初期化されるため、接続エラーが解消されるケースが多いです。必要な情報(SSIDやパスワードなど)を事前に準備しておくとスムーズです。
PS4のDNS設定やIPアドレス問題への実践的対策例
DNS設定やIPアドレスが要因となるインターネット接続エラーも多発しています。標準設定で解決しない場合は、手動でIPアドレスやDNSサーバーの変更を試しましょう。
実践的な対策は以下の通りです。
- 「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続設定」でカスタムを選択
- IPアドレス設定は「自動」、DHCPホスト名は「指定しない」を選ぶ
- DNS設定は「手動」を選択し、推奨DNSアドレス(例:8.8.8.8/8.8.4.4)を入力
- MTU設定は「自動」、プロキシサーバーは「使わない」を選択
- 設定完了後に「接続診断」で正常通信を確認
この手順をテーブルでまとめます。
設定項目 | 選択/入力内容 |
---|---|
IPアドレス | 自動 |
DHCPホスト名 | 指定しない |
DNS | 手動(8.8.8.8、8.8.4.4推奨) |
MTU | 自動 |
プロキシ | 使わない |
これらの設定により、PS4でのインターネット接続の安定性向上や接続失敗の明確な原因特定に役立ちます。問題が改善しない場合は、プロバイダーへの確認や機器交換も検討しましょう。
PS4インターネット速度測定の実施法とオンラインゲームに最適な速度目安
PS4本体・スマホ・PCを利用して速度測定する手順
PS4のインターネット接続速度を正確に測定するには、本体以外にもスマホやPCを活用する方法が便利です。PS4本体ではホーム画面から「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を診断」を選択し、実測値を確認できます。あわせてスマホやPCで「スピードテスト」などの専門サイトを利用すると、より細かな通信速度やパケットロスも把握できます。特に有線と無線で差が出やすいため、両方の測定を行うことをおすすめします。計測時は必ずゲーム以外の通信を止めて、公正な数値を取得することが重要です。
オンラインゲームジャンル別にPS4で必要とされる最低速度と推奨速度
PS4で快適なオンラインゲーム体験を得るためには、ジャンルごとに必要なインターネット速度が異なります。下のテーブルを参考にしてください。
ジャンル | 最低速度目安 | 推奨速度目安 | 必要なPing(ms) |
---|---|---|---|
アクション/FPS | 10Mbps | 30Mbps以上 | 50ms以下 |
RPG/アドベンチャー | 5Mbps | 15Mbps以上 | 70ms以下 |
スポーツ | 8Mbps | 20Mbps以上 | 60ms以下 |
通常対戦・協力 | 5Mbps | 10Mbps以上 | 100ms以下 |
Ping値が小さいほど通信が安定し、ラグのストレスが大幅に軽減します。また、回線速度だけでなく安定性やパケットロス発生率も重要です。多人数同時プレイや大容量ダウンロードではさらに速い回線が推奨されます。
PS4で通信速度が不十分な場合の改善提案とパケットロス軽減方法
PS4の通信速度が足りない場合でも、いくつかの方法で改善が可能です。
- 有線接続に切り替える
Wi-FiよりもLANケーブルで直接接続することで安定性と速度が飛躍的に向上します。
- ルーターの設置場所を見直す
無線で接続する場合は、ルーターをなるべくPS4の近くに設置し、障害物を避けましょう。
- 最新のルーターへ買い替えやファームウェアアップデート
古い機種やソフトウェアが更新されていない場合、速度や安定性が低下しやすいです。
- ネットワーク設定のカスタム変更
DNSやMTU値を手動で最適化することで速度が改善する場合があります。
- 他の機器の使用を制限する
同時に多くの機器がネットを使っていると回線が圧迫され、速度低下やパケットロスが起きやすくなります。
パケットロスを減らすには、ルーターとPS4をできるだけ近づける、有線化、不要なデバイスの接続解除が有効です。それでも解決しない場合は、インターネット回線自体の契約見直しを検討するとよいでしょう。
PS4カスタムネットワーク設定による速度と安定性の最適化テクニック
PS4でIPアドレス固定設定を行うメリット・注意点
PS4でオンラインゲームをより快適に楽しむためには、IPアドレスの固定設定が重要です。IPアドレスを自動取得にしていると、機器の再起動や接続の度に変わる場合があり、これが通信エラーや「インターネット接続失敗」の原因となることがあります。IPアドレス固定によって通信ルートが安定しやすく、ポート開放などの追加設定もスムーズに進みます。
メリット
-
通信の安定化による切断リスク軽減
-
ポート開放・NATタイプ改善との相性向上
-
ルーター再起動時の設定トラブル回避
注意点
-
他端末とアドレス重複にならないよう割当てには配慮が必要
-
誤入力による接続不良を避けるため、設定前に自宅ルーターのDHCP範囲を確認しておくことが大切
IPアドレス固定の手順はPS4の「インターネット接続設定」からカスタム選択→IPアドレス手動入力で進めます。わからない場合は家庭のルーター管理画面で先に調べておくとスムーズです。
PS4のNATタイプを確認と改善する手法(NAT1~3の違い)
PS4のネットワーク接続ではNATタイプの違いがオンライン通信の快適さを大きく左右します。
NATタイプ | 特徴 | 快適度 |
---|---|---|
NAT1 | 直接接続(PPPoEやモデム直結) | 非常に高い |
NAT2 | ルーター経由(必要ポートが開放されている) | 高い |
NAT3 | 一部ポート制限あり(制限下のルーター経由) | 低い・要改善 |
NATタイプが2または1であれば、多くのゲームでボイスチャットやマッチングが安定します。NAT3だとフレンドと繋がれない、通信が不安定などの問題が起こりやすくなります。改善には有線接続に切り替える、ルーターのポート開放やUPnP設定を有効化する、PS4のIPアドレスを固定する等が効果的です。
NATタイプはPS4本体の「インターネット接続診断」から簡単に確認できます。通信障害やマッチングエラーが発生した場合は、まずNATタイプに注目しましょう。
PS4とルーターの高度機能(UPnP設定・ポート開放・VPN利用等)
より高度なネットワーク環境を目指すなら、PS4とルーター双方の設定を最適化するのがポイントです。
主な手法
-
UPnP設定の有効化
- PS4が必要な通信ポートを自動で開放できるようになり、NATタイプ2を実現しやすくなります。
-
ポート開放(ポートフォワーディング)
- PS4用の特定ポート(例:TCP: 80, 443, 3478-3480等)を手動で開放することで、通信の遮断や遅延を解消しやすくなります。
-
VPNの利用
- ネットワークのセキュリティ向上や、通信経路の最適化に繋がる。遅延や接続エラーが起きやすい回線環境で有効な場合もあります。
UPnPやポート開放の設定例(ルーター管理画面により項目名が異なるため注意)
機能 | 具体的な目的 | 設定のコツ |
---|---|---|
UPnP有効化 | NATタイプ改善・自動ポート開放 | ルーター側でONに切り替え |
ポート開放 | 必要なポートの通信許可 | IPアドレス固定とセットで設定 |
VPN活用 | セキュリティ・回線経路の最適化 | 対応ルーターやVPNサービスが必要 |
高度な設定を行う際は、各ルーター機器の取扱説明書や公式サイトで手順を確認するとより安全です。トラブルや接続失敗が「急に」起きた場合も設定状況を見直してみましょう。
PS4のインターネット接続に必要な機器と周辺ツールガイド
PS4で快適にオンラインゲームやストリーミングを楽しむには、信頼できるインターネット接続環境が欠かせません。安定した通信のためには、接続方式の選択、必要な周辺機器の把握が重要です。基本となる機器には、光回線またはケーブル回線のインターネット回線、Wi-Fiルーター、有線接続用のLANケーブルなどがあります。有線接続は、遅延や接続失敗のリスクを低減できるため、特にオンライン対戦重視の場合は推奨されます。無線接続でも高速通信に対応した最新規格のルーターがあれば、快適なプレイが可能です。接続環境や家庭内の配置次第でネットワーク中継機やパワーラインアダプターも検討できます。自宅の状況や希望する通信速度、設置場所に合わせて最適な機器を選ぶことで、PS4のパフォーマンスを最大限に引き出せます。
LANケーブルの規格別速度対応表とPS4でのおすすめ製品比較
PS4を有線でネット接続する際は、LANケーブルの規格選びが通信速度や安定性に直結します。以下のテーブルは代表的な規格ごとの最大速度をまとめたものです。
規格 | 最大通信速度 | PS4での推奨度 |
---|---|---|
CAT5e | 1Gbps | 標準 |
CAT6 | 1Gbps | 高い |
CAT6A | 10Gbps | 最高 |
CAT7 | 10Gbps | 最高 |
CAT6以上のLANケーブルを選ぶと、今後の機器増設やルーターアップグレードにも対応できます。特にCAT6AやCAT7はノイズ耐性も高く、長距離配線でも速度低下を防げるためおすすめです。市販されている有名メーカー品(エレコム、バッファロー、サンワサプライなど)は耐久性と信頼性に優れているので、安価な無名ブランドよりも選んでおくと安心です。
PS4推奨Wi-Fiルーターの選び方とモデル紹介
無線LAN(Wi-Fi)でPS4をインターネット接続する場合、ルーターの性能が重要になります。強調すべき選び方のポイントは以下のとおりです。
-
IEEE802.11ac/ax対応(Wi-Fi5またはWi-Fi6)であること
-
5GHz帯に対応し、混雑の少ないチャンネルが使えること
-
アンテナ数;2本以上またはビームフォーミング対応
下記はおすすめのWi-Fiルーター例です。
モデル名 | 規格 | 最大速度 | 特徴 |
---|---|---|---|
バッファロー WSR-3200AX4S | Wi-Fi6 | 2401Mbps | コストパフォーマンス良好 |
NEC Aterm WX3600HP | Wi-Fi6 | 2402Mbps | 通信安定・多機能 |
TP-Link Archer AX73 | Wi-Fi6 | 4804Mbps | 多人数利用も安定 |
これらのモデルはPS4で安定かつ高速な無線接続を実現でき、多くのユーザーから高い評価を得ています。設置場所と接続する機器数も考慮して選ぶことで、ラグや速度遅延を最小限に抑えることができます。
PS4でネットワーク中継機やパワーラインアダプターの活用法
Wi-Fiの電波が届きにくい場所や、有線ケーブルの設置が難しい環境では、中継機やパワーラインアダプターが効果的です。ネットワーク中継機はWi-Fi電波を中間地点で補強する役割を持ち、通信可能エリアを広げます。一方、パワーラインアダプターは家庭内の電気配線を利用してインターネット信号を届ける仕組みで、壁越しや距離のある部屋でも安定した有線接続が可能です。
選択の目安は下記の通りです。
-
中継機:ルーターからPS4まで距離があり、Wi-Fiの弱まりが気になる場合
-
パワーラインアダプター:有線が理想だがケーブル配線が難しいケース
両ツールとも設置・設定は比較的簡単で、PS4の通信環境を向上させたい場合の強力な選択肢となります。設置後は速度測定を行い、最適な通信環境が実現できているかを随時チェックしましょう。
スマホを利用してPS4をインターネットに接続する方法とその注意点
PS4とスマホテザリングを用いた接続設定の具体手順
PS4をスマートフォンのテザリング機能でインターネット接続する手順は簡単です。まず、お使いのスマートフォンでテザリング機能を有効にします。Wi-Fiテザリングを選択し、接続用のSSIDとパスワードを確認してください。次にPS4の「設定」から「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」を選び、「Wi-Fiを使う」を選択したうえで、スマホで設定したSSIDを選択し、パスワードを入力します。Wi-Fi接続が完了すると、PS4からインターネットへアクセス可能になります。下記のテーブルも参考にしてください。
設定項目 | 内容 |
---|---|
テザリング方法 | Wi-Fi推奨(Bluetooth/USB可) |
必要な設定 | SSID、パスワード入力 |
利用可能端末 | iPhone、Android |
PS4でテザリング利用時のデータ消費・速度制限対策
スマホのテザリングでPS4を接続する場合、データ通信量が多くなりがちな点に注意が必要です。特に、オンラインゲームのプレイやアップデートのダウンロードは数GB単位でデータを消費する場合があります。また、多くの携帯回線ではデータ通信量が一定の基準を超えると速度制限がかかります。安定したプレイや大容量のダウンロードを行う際は、通信量無制限のプランや追加チャージオプションの利用を検討しましょう。
リストで気をつけるべきポイントをまとめます。
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データ通信量の多さに注意
-
オンラインゲームやアップデートは特にデータ消費量大
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速度制限や追加料金に注意
-
できるだけWi-Fiルーターや固定回線も検討
PS4の通信が不安定な場合の環境改善策
スマホでのテザリング接続は便利ですが、Wi-Fiの電波状況や距離によって通信が不安定になることがあります。安定した通信を確保するために、できる限りPS4とスマホは近くに設置し、障害物を避けてください。また、他のアプリや端末での同時通信を控えることで回線の混雑を防げます。もし通信が繰り返し途切れる場合は、スマホ本体を再起動したり、PS4のインターネット接続設定をカスタムで再設定するのも効果的です。
テーブルで改善策をまとめます。
改善策 | 内容 |
---|---|
機器設置位置 | スマホとPS4を近づける |
通信環境 | 他機器のネット利用を控える |
設定見直し | PS4・スマホの再起動や再接続 |
このように、接続方法や通信環境を整えることで、安定したPS4のインターネット接続を実現できます。
PS4インターネット接続関連の悩みと疑問を一挙解消するQ&A集
PS4のインターネット接続が不安定な時のチェックポイント
PS4のインターネット接続が急に失敗したり不安定になる場合、まず以下のポイントをチェックすると効果的です。
主な確認ポイント
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ルーターやモデムの再起動
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LANケーブルの抜き差し、有線・無線経路の切り替え
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PS4本体のネットワーク設定の確認・再設定
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インターネット接続なしや失敗と表示される場合は、IPアドレス取得やDNS設定も確認
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他のデバイスが正常に接続できているかも比較
下のテーブルでチェックすべき内容を整理しています。
チェック項目 | 推奨対応 |
---|---|
接続方式の確認 | 有線/無線を切り替え問題箇所を特定 |
ルーターの再起動 | 通信機器全体のリフレッシュ |
設定情報の再確認 | IPアドレス・DNS、PPPoe設定の見直し |
突然接続失敗が発生する場合、ネット環境やプロバイダ側の障害情報も念のため確認してみてください。
PS4での接続設定の頻出ミスとベストプラクティス
PS4の接続設定では小さなミスから大きなトラブルに発展することがあります。以下の点を意識すると安定します。
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無線LANの場合、SSID・パスワード入力ミスに注意
-
有線接続ならLANケーブルの断線・差込ミスを確認
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カスタム設定ではIPアドレスやMTU値の手入力時に誤入力が起こりやすい
安定したネット接続を実現するためのおすすめ手順は次の通りです。
- 自動設定を基本にし、失敗した場合のみカスタム設定を使う
- 有線LAN(イーサネット)接続を推奨 – ゲームの安定性が大幅に向上
- カスタム設定時はプロバイダから指定された数値のみ入力
- Wi-Fi設定時は5GHz帯を選択(可能な場合)
環境によって最適な方法は異なりますが、まずは基本設定を守ることで多くのトラブルを回避できます。
PS4の速度不足・遅延問題への対処の基本と応用
PS4のオンラインゲームで速度不足やラグ(遅延)はよくある悩みです。インターネット速度の目安は下り30Mbps以上、上り5Mbps以上が推奨されますが、安定性も重要です。
速度測定は無料のネット速度チェックツールや、PS4本体の「インターネット接続診断」でも可能です。もし数値が基準に達していない場合は、改善策を試しましょう。
効果的な対処法リスト
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有線LAN接続への変更
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ルーターの設置場所を見直し、壁や障害物を避ける
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最新ファームウェアへの更新
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ルーター自体の買い替えや回線の乗り換えも検討
速度や接続に不安がある場合は、契約しているプロバイダや回線プランの内容を比較検討するのも有効です。安定したネット環境はゲームの快適さに直結します。